2022/10/11 更新
わーぐです、こんばんわーぐ。発達障害を持ってしまったアラサー男のコミックエッセイはーじまーるよー
ASDとは
・よくネットで「お前アスペか?」という書き込みを見るけどアスペって何?
・職場に話が通じにくい人がいるんだけど・・・
・コミュニケーションが苦手で改善しようとしてもなかなか出来ないです
そんな人のために、今回は「ASD」についてのお話です。
「自閉スペクトラム症」「アスペルガー症候群」とも言われています。
世間一般に「こいつもしかして発達障害か?」みたいに思われたら十中八九この障害のことを指します。ネットでも空気が読めなかったり会話が噛み合わない者を揶揄して「アスペ」なんて言ったりしますね。
ASDの特徴として
- 空気が読めない
- コミュニケーションが非常に苦手
- こそあど言葉や遠回しの表現が理解できない
- コミュニケーションの距離を詰めるときは異様に詰める
- 漫画やドラマなどのフィクションの台詞をそのまま使い、ドン引きされる
- 音や光などの物理的刺激も非常に苦手
- 空間把握能力が非常に低い
- そのためスポーツ、特に球技が苦手
- 車の運転をさせてはいけないと一般的に言われる
- コミュ力が低いので野球やバレーボールなどの団体スポーツは更に苦手
- 異常なまでの拘りを持ち、傍から見たら意味不明な儀式的な行動をルーチンで行うことがある
- 日常のルーチンを崩されたら異様に動揺する
- 目を見て話せない、視線が不自然
- 言葉のおくれ(知能の低さだったり他人に興味がなかったり原因も様々)
- 100点か0点か極端
正直、あげたらきりがありません。ぶっちゃけ全部僕の特徴です。当事者です、はい。
原因
こちらも原因は特定されていません。生まれつきの脳の異常としか言われていないのが現状です。
なお、男女比では2:1~4:1と男性が圧倒的に多いです。
対処法
そんなものはない。
いや、ないんですよ、マジでないんですよ。ADHDみたいに薬があるわけでもないですしね。あえて言うなら一人ひとりの個性、特徴にあわせた教育を行う必要があります。しかし、親を含めた周囲の理解が非常に得られにくく、努力しても失敗を繰り返す、周囲との不和からいじめにあうなどして、不登校や適応障害といった二次障害を併発しやすいです。本人の「生きづらさ」を軽減し二次的な問題を解消させることが、この障害への対処となります…が、それも困難なのが現状です。
よく個性と言われるが…?
個性じゃねえよ。何の為に「障害」と言われているんだよ。
「君のそれは障害じゃないよ、個性だよ!」と言う声をよく耳にすると思いますが、障害は個性ではありません、障害です。そして、「個性」と言ってしまうのは決まって問題なく生きてこられた自称理解者の健常者です。
車いすの人に対して「君が歩けないのは個性だよ!」とか言うのか?そんなこと抜かしたら後ろから刺されてもおかしくないですよ。
これについてはまたエッセイ記事にしたいと思っています。
このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。
それではまた次回の記事にて、わーぐでした。
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