第3話「小学校に入学」

Uncategorized

 わーぐです、こんにちわーぐ。そして新年明けましておめでとうございます。

 発達障害を持ってしまったアラサー男のコミックエッセイはーじまーるよー

1.入学式

 小学校の入学式は、その後十数年にも及ぶ学生生活の第一歩であり、成人式にも負けない人生最大のイベントです。そんな入学式ですが、既に障害が持っていることが発覚していると、親は様々な選択肢を突きつけられることとなります。

2.通常学級と支援学級

 健常者の人…と言うか結局は僕にも無縁だったのですが、支援学級や支援学校と言う、障害者専門のクラスや学校があります。兄の中学の頃の同級生や僕の1学年年下の子に知的障害を持った人がおり、支援学級にいました。当時の僕は「・・・?」と思っていましたが、今考えると、母親のさじ加減一つで僕もあっちに行っていた可能性もあったですね。当時の僕は彼らのことをかなり軽蔑していたのですが、それも同族嫌悪だったのかなと今思えば…

3.障害を持った子の選択

 当然後で聞いた話ですが、僕の母親は僕を通常学級に入れるか支援学級に入れるか迷ったと聞きました。いま考えたらそれはそうですよね、この選択で人生が変わると言っても過言ではないですから。文系と理系どちらに進もうかや大学の学部はどこ受けようなどというものの比ではないと思います。そして、僕は通常学級に進みましたが、(表向きではあるけど)健常者としての人生を歩ませてくれた母親には感謝しています。

 通常学級の子があとで何かしらの障害が発覚したり、怪我で失明した、歩けなくなったなどの理由で支援学級に入ることはありますが、その逆の支援学級の子が通常学級に戻ることはほぼ不可能だと言われています。通常学級の子から強く忌避される(触れてはいけないものとして無視される)と言います。そういった背景もあり、表向き健常者ならば通常学級のほうが良いと僕も思っています。そして僕はここで救われました。

この後約20年、健常者として長い人生を歩むこととなった訳ですが、どうなったか?それはまだ僕にもわかりません。

 このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。わーぐでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました