音読はまるで死刑台!?吃音の少年が語る苦悩

 わーぐです。こんにちわーぐ。

 今回は、吃音で悩む子供のネット記事を見かけたので共有します。

news.yahoo.co.jp

 また、吃音に関する記事も当ブログに書いていますので、吃音って何?という方は、こちらの記事も参照にしてください。

www.kae-koko.com

 

・音読の授業がある日の前日は不安と緊張でいっぱいになる

 僕も吃音を患っているのですが、実際音読の授業があるとわかっていると不安と緊張で何も頭に入らないです。この少年も、前日は手が震え、指先は血の気が引いたように白くなると話しています。これは、再現を恐れてしまう「予期不安」と呼ばれるそうです。

 

・逃げ出したくなる学校生活

 僕も番号順や席順で一人ずつ教科書を読んだり発表したりがありましたが、まぁ苦痛でしたね。この少年も、やはり苦痛だっといいます。特に「読みつなぎ」と呼ばれる音読は、「1分以内に読み終えることができれば授業を終わらせる」というものだったらしく、まるで死刑台に立たされているようだと少年は語ります。そりゃそうですよね。彼のせいで授業が長引いてしまったら戦犯扱いです。大縄跳びで一人だけ引っかかるのと同レベルで戦犯扱いです。吃音当事者からしたら害悪でしかありません。

 

・将来を考え、更に憂鬱に

 進学や面接ではどうしても喋らなければならない場面が出てきます。そのため、面接が必要ない場所に進みたいと考えているようです。僕も面接のときに何度も嘲笑されました。あのときの悔しさと怒りは筆舌に尽くしがたいです。

 

・環境で吃音は悪化する

 要は、からかわれればからかわれる程吃音は悪化します。本人も強く気にしているのに、喋ると辛いからだまります。吃音は悪意や嘲笑にさらされやすく、喋ることができなくなり…の負のループです。

 本人の努力でできることには限界があります。例えば音痴や運動音痴の子にも本人の努力では限界があります。失敗で他者に嘲笑されるのも似ています。それと似たことです。

 

・周囲への理解が大切

 どもっても笑わない、特別扱いしない…などです。彼らは悪意にさらされたぶん、こういったことには人一倍以上敏感です。何度でもいいますが、「もっとはっきり話せ」や「何言ってるのかわからん」は絶対NGです。これを発言した瞬間から心を閉ざされ、二度と開くことはないです。

 吃音の当事者だけではどうしようもないことが多いです。周囲への理解と、ポジティブなコミュニケーションが取れることになることが肝要と考えます。

 

 また次回の記事にて。わーぐでした。

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