わーぐ(@kayblis_wannyan)です、おはようございわーぐ。発達障害を持ってしまったアラサー男のコミックエッセイはーじまーるよー
今回はHSP(正式名称ハイリー・センシティブ・パーソン)についてです。
正直、空気読めず、人の気持ちをハナから理解しようとしない自分とは無関係なんですが、ASDと混同してしまう人も結構いるっぽいので、区別はするべきなのかなと思っています。
・HSPとは
感受性が豊かで、敏感な人のことをさします。生まれつきの特性であり、後述しますが、生きづらくても今は個性として判断されます。
特徴
・周囲の人でも気づけない些細な事に気づける
・音や光といった物理的刺激に弱い
・共感力が非常に強い
・昔のトラウマが蘇り、どうしようもなくなる
等が主にあげられます。物理的刺激に弱かったり、突如トラウマがフラッシュバックするなど、一見ASDと似た特徴を結構持っているのもポイントです。
ASDや感覚過敏についても書いているのでそちらの記事も参考にしてください。
#4 ASD~自閉スペクトラム症~ 会話が噛み合わない?宇宙人?不思議ちゃん?
・ASDとの違い
ASDとどう違うの?と思う方もいるでしょう。
・場の空気を読めるかどうか
HSP…読みすぎる。他人を優先しすぎるが余り疲れてしまう。
ASD…読めないし理解ができない。空気を読めと言われてもイラストのような頓珍漢とな回答となる。
・意思決定
HSP…自分の意志はあるが他人を優先しすぎるがあまり相手に合わせてしまう
ASD…自分の意志を曲げない。融通が利かない。
・障害かどうか
HSP…障害ではない。なので病院にいっても診断はおりず、ネット等の自己診断となる。
ASD…障害
・コミュニケーション
HSP…他人を尊重しすぎるあまり、断れないことが多い
ASD…こちらを参照
・HSPの感覚過敏
HSPは、光や音に敏感といった物理的刺激に過敏といった話をしましたが、これは「人の話や音が気になりすぎる」「視覚から多くの情報を読み取ってしまう」ことによるストレスだと考えられています。ASDの場合は「音は聞こえるが雑音うるせえな」なのに対し、HSPは「もしかしたら自分が噂をたてられている?自分がうるさい?」など考えてしまうことで気疲れするのかもしれません。
・改善方法
HSPが生きづらさを改善するためには、双方の理解が重要です。自分がHSPの場合はできるだけ周囲の刺激や情報を遮断しましょう。
・サングラスや耳栓等で物理的刺激を抑える
・家族が不仲な場合は思い切って引っ越す
・マスクをして臭いを抑える
等があげられます。
・HSPとの接し方
HSPとの接し方としては「少しだけ気を使う」ことを心がけます。「少しだけ」が重要です。露骨に気を使うと、HSPの人はそれすら感じ取って逆にストレスになりかねないからです。
HSPは些細な優しさや気遣いを機敏に感じ取ることができます。僕と違って。互いが気持ちよくなれるようなコミュニケーションを心がけましょう。
このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。
それではまた次回の記事にて、わーぐでした。
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