#49 トラウマがフラッシュバックされてしまう~タイムスリップ現象~

わーぐ(@kayblis_wannyan)です、こんばんわーぐ。発達障害を持ってしまったアラサー男のコミックエッセイはーじまーるよー

今回は「トラウマがフラッシュバックしやすい」です。フラッシュバックとは、過去の嫌な記憶が蘇ったり悪夢として現れることです。嫌な場面を鮮明に思い出しては落ち込むことよくありませんか?ぼくはしょっちゅうです。発達障害、特にASDの傾向のある人は記憶力の良さが悪い方向で発揮されやすいのです。ASDについて書いている記事もあるのでそちらも参照してください。

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・発達障害とフラッシュバック

発達障害を持った人は学校生活や社会生活に馴染めず、いじめや罵倒を受けることが多いです。また、逆にいじめの加害者となり、のちのち罪悪感からそれがトラウマになってしまう人もいるでしょう。それらが原因で延々とフラッシュバックとして、そして鮮明に蝕まれます。これを、タイムスリップ現象と呼びます。

発達障害の当事者は脳の偏りにより、良くも悪くも記憶力が良く、忘れることが難しいのもフラッシュバックしやすい理由と言われます。要するに、過去の嫌だと感じている経験が何かをきっかけに思い出してしまい、自己嫌悪に陥ったり感情のコントロールができなくなってしまうのです。

・PTSDとは

PTSDとは心的外傷後ストレス障害のことです。災害や戦争等により、死の危険に立たされたり、その記憶が無意識に出てしまうことにより動悸や緊張などを起こしてしまう症状をさします。

実は、フラッシュバックとPTSDは似て非なるものといわれています。

・対策

原因ははっきりとしていませんが、対処法は存在します。

・ストレスへのケア

健常者にも言えますが、緊張などでストレスを感じているとフラッシュバックを起こしやすくなります。ストレスが軽減されている状態ではフラッシュバックが起こりにくいともいえます。

・薬物療法

向精神薬を用います。この療法のメリットは、早く効果が得られやすいことにあります。

一般的にはフラッシュバックとPTSDは一括りにされることが多いです。原因が違うと対処法や治療も異なってきます。トラウマは一人ひとり違います。生活に支障をきたす場合は病院などの専門機関などで相談を受けることが肝心です。

このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。

それではまた次回の記事にて、わーぐでした。

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